前稿で、皆さんには何か計画を立てる時には
足し算の頑張り計画は
絶対に成績が上がらない
自己満足と根拠のない自信だらけの計画だから
割り算の計算による計画を立てようねと
お伝えしました
では割り算の発想による計画とは
どういうものなのなんだとなりますね
本日はその点について説明をしたいと思います
まず最初に確認して欲しいことは2点
その計画のゴールまでの日数と
必要な学習量を確認することです
ここで大切な点は、おおざっぱに確認しない!
この1点です
具体的に定期試験対策の場合で考えてみましょう
例えば3週間で5教科の学習をする計画を考えるとします
ここで、皆さんは3×7日=21日あると思いますね
ここですでに大きなミスがあります。
それは科目数を考えずに考えているというミスです
例えば1日に2科目学習すると考えれば
21×2科目=42回の学習で、42÷5=8回と残り2回
※3週間21日間で5教科各科目は8回しか学習できない
また、1日に3科目学習すると考えれば
21×3科目=63回の学習で、63÷5=12回と残り3回
※3週間21日間で5教科各科目は12回学習できるとなります
次に考えなければならないのは、この計算で示される
1科目1回の学習時間をどう決めるかということになります
例えば1科目1回の学習時間を30分とすれば、
1日3科目学習するならば、30分×3回=90分+休憩時間
このように考えることができます
これで、まずはゴールまでの学習時間は簡単には計算できますね
ここまでの考えを整理すると・・・
1日3科目するとして、1科目1回の学習時間を30分とすると
1日90分の学習で、各科目の学習時間は21日間で12回なので
30分×12回=360分=6時間だ!と分かります
ここで皆さんは、気づきましたか?
ここまで考えてきた計画は、【足し算の計画】だと!
まず、そもそも、この計画通りにできるかは別として
1科目6時間で本当に80点取れるのか?
という問題が残っているのです。それはなぜか???
必要とされる学習量を考えていないからですね
次回は、この【必要とされる学習量】について説明します